全大腸内視鏡検査を受けることになりました
15年前くらいにも受けたことがありますが、とても辛かった記憶があります。
検査前の腸管洗浄液がとにかくきつかったのを覚えています。2Lくらいの液体を飲むのが本当に辛かった。
できれば全大腸内視鏡検査は受けたくなかったんですが、
人間ドックの便潜血で1回目陰性、2回目陽性だったため、全大腸内視鏡検査を受けるように勧められました。
私の父が大腸がんの既往があるので、もしかして私も・・・と不安もあり、きちんと受けることにしました。
検査前の準備
検査は自宅から近くにある、友人のお勧めの病院で受けることにしました。
事前に電話で問い合わせした後に、紹介状を持って受診し、医師の診察がありました。
検査の予約をした後に、詳しい検査の説明がありました。
普段便秘するかどうかを聞かれて、「最近は便秘はしませんが、たまに便が硬い時があります」と答えたら、3日前から下剤のピコスルファート内用液を飲むことになりました。
毎晩20時にコップ一杯の水にピコスルファート内用液を15滴入れて飲みます。
ピコスルファート内用液は大腸を刺激して腸の運動を活発にして排便を促します。
効果が出るのは個人差があって、7~12時間後くらいです。
私の場合は、お腹が痛くなったり、下痢したりはなく、普通に排便がありました。
前日は病院からもらった検査食を食べますが、1週間前から食物繊維の多いものや脂肪分の多いもの、小さな種のある果物などを避けました。
そうすることで、検査前の腸管洗浄液の量を減らせると知ったからです。
2Lくらいの腸管洗浄液を1Lくらいに減らせるかもしれないし、逆になかなか便が出てしまわない場合は、2L以上の水分をとらないといけない可能性もあるそうです。
きのこや海藻は好きなんですが、我慢しました。逆に、水分はしっかり摂るようにしました。
前日の検査食はグリコの「エニマクリンeコロン3食セット」でした。
内容は朝食は「鶏と卵の雑炊」、昼食は「大根とじゃがいもの鶏そぼろあんかけ、白がゆ」、夕食は「煮込みハンバーグ、白がゆ」でした。
検査食なのであまり期待していませんでしたが、思ったより美味しかったです。
前日は間食もせずに検査食のみだったので、少し物足りない感じはありました。
検査当日の準備
検査当日の朝は何も食べません。水分は摂ってもよいです。
10時に病院に集合で、着いたらさっそく腸内を洗浄する薬(モビプレップ)を飲みます。
15年前に検査を受けたときは、自宅で腸管洗浄液を飲んでから、病院に行きましたが、今回は病院で飲みます。
病院で飲む方が医師や看護師もいるので安心です。
モビプレップの飲み方には、スタンダード法と2杯1杯法があります。脱水に注意が必要な場合は2杯1杯法が推奨されます。
私が検査を受けた病院では2杯1杯法でした。
モビプレップを1杯飲んだら5分あけて、もう1杯飲みます。また5分あけて今度は水を1杯飲むというのを繰り返します。
モビプレップの味は梅味とか言われていますが、私は経口補水液みたいな味だと感じました。
モビプレップや水を飲んだ後の5分間はなるべく院内や敷地内を歩いた方がいいと言われたので、私は病院の駐車場をひたすら歩き回りました。翌日、筋肉痛になったくらいです。
歩くと腸が動き、排便を促すことができるからです。
ひたすらモビプレップと下剤を飲み、歩くの繰り返しです。
その日は私の他にも検査を受ける人が2人いて、3人で励ましあいながら飲みました。
モビプレップ2杯水1杯を3回くらい繰り返したころから排便が始まりました。
はじめは固形物が混ざっていますが、徐々に少なくなり、最終的には透明の黄色い液になります。
排便は水のようになるので、便意がしたら急いでトイレに行かないと間に合いません。
私はジーンズをはいていましたが、ジャージパンツをはいている方がいて、準備がすばらしいと思いました。
次に検査を受けるときは絶対ジャージパンツで行きます。
3回目の排便からは看護師さんにチェックしてもらい、合格がでたら、モビプレップは終了です。
検査前から食事に気を付け、前日は検査食を食べ、便秘をしなかったおかげか、
用意されていたモビプレップ(2Lくらい)を全部飲まずに合格することができました。
検査
順番がきたら、検査着に着替えます。お尻の部分に切れ込みが入った紙パンツをはきます。
検査前に鎮痙剤や鎮痛剤の注射を打つので、事前に腕の血管のルートを確保してもらいます。
検査直前に鎮痛剤の注射をすると、ウトウトしました。
検査が終わった後は1時間くらい休んでいたと思います。
目が覚めたときに、検査中のことは覚えていませんでしたが、体に痛い所とかなかったです。
起き上がってから、コンソメスープとプリンをいただきました。
昨日は検査食のみで、今朝も何も食べていなかったので、本当に美味しく感じました。
その後、医師から説明がありました。
ポリープが3つあってその場で切除したそうです。
良性と思うけど、念のために病理検査に出すとのことでした。
ポリープを切除した部分にはクリップが止めてありましたが、自然にとれて便に排出されるそうです。
クリップが便と一緒に出たのに気付く人は、いませんよと医師は言ってました。
ポリープ切除した後は3日間くらいは消化の良い食事をして、刺激物はとらないようにと言われました。
検査費用
検査食以外は健康保険がつかえて3割負担の金額です。病院によって異なるとは思います。
検査前の診察 860円
検査食 1,400円
検査、手術(ポリープ切除)、病理診断 21,500円
ポリープ切除は手術になるので、医療保険に入っていれば給付金の対象になることを教えてもらいました。
私の入っている医療保険は医療明細書だけで申請でき、給付金をもらうことができました。
検査後
検査後はお腹が張っている感じがありました。おならがよく出ました。
空気を入れながら検査をするみたいなので、ガスが残っていたんでしょうか。
3日間くらいはあまり食欲がなくて、ポリープ切除後の食事制限もあったので、おかゆとかを食べていました。
病理検査の結果が2週間後にわかりました。
ポリープは3つとも良性でしたが、そのうち2つは腫瘍性ポリープでした。
腫瘍性ポリープは大きくなれば悪性化する可能性が高くなるので「大腸がんの芽」といえるそうです。
今回、検査をしたおかげで、ポリープが見つかり切除することができて本当に良かったです。
今後は2~3年に1回は全大腸内視鏡検査をして経過をみたほうがよいと言われました。
検査前の食事制限や腸管洗浄液を飲むのは大変でしたが、15年前よりもスムーズでした。
病院の医師や看護師も親切で安心して検査を受けることができました。
これからも1年に1回の健診は必ず受けて、全大腸内視鏡検査は2年に1回きちんと受けようと思います。