息子が小学校を卒業しました。
この6年間で本当に成長したなあと感じます。
息子の小学校卒業を祝して、本が大好きな息子の小学生時代の読書遍歴を紹介します。
小学校に入学して図書室で初めて借りた本
卒業の記念に、図書室の先生が卒業生一人一人にしおりをくれました。
そのしおりに、入学して図書室で初めて借りた本が書いてありました。
素敵ですよね。自分では覚えていなかったので、嬉しそうでした。
息子の1冊目は『忍たま乱太郎』でした!
『忍たま乱太郎』、好きだったなあ。
笑いながら読んでいた息子の姿が思い浮かび、とても懐かしい気持ちになりました。
息子の読書遍歴
小学1年生
1冊目は『忍たま乱太郎』から始まった息子の読書ですが、その後、原ゆたか作『かいけつゾロリ』シリーズにはまります。
『かいけつゾロリ』ばかり読んでいる息子のことを、私が「ゾロリ病」だとからかっていたのを思い出します。
それくらい、ゾロリに夢中になっていたんですね。『かいけつゾロリ』シリーズ、面白いですもんね。
小さい頃から本が好きな息子でしたが、自分で本を読むことの楽しさを知ったのは、ゾロリのおかげかもしれません。
ゾロリに感謝です。
小学2年生
この頃に息子が特に好きだったのが、
富安陽子・作、山村浩二・絵『妖怪一家九十九さん』シリーズです。
妖怪が好きな息子に勧めたところ、とても気に入ったようです。
シリーズ7冊全部購入しました。繰り返し読んでいました。
小学3年生
同じクラスの子に「面白いよ」と勧められて、夢中になったのが
廣嶋玲子・作、jyajya・絵『ふしぎ駄菓子屋銭天堂』です。
子ども達に大人気ですよね。
人気のあまり図書室でなかなか貸し出しの順番が回ってこず、待ちきれずに購入したのを覚えています。
小学4年生
この頃から、絵の少ない本も読むようになりました。
息子が今も大好きな運命の本に出会ったのも4年生でした。
Darren Shan・作、橋本恵・訳『ダレン・シャン』
ダークファンタジーです。ちょっと怖い話が好きな息子は夢中になりました。
単行本を全部揃えたいと言うので、少しずつ買い足したり、誕生日プレゼントにしたりして12冊全て揃えました。
本当に好きで、繰り返し何度も何度も読んでいました。
担任の先生が家庭訪問に来た時に、本棚にこの本があるのを見つけて、「先生も大好きな本だよ」と意気投合していたのが懐かしいです。
読書好きでたくさんの本を読んでいる息子ですが、今も大好きで大切な本がこの『ダレン・シャン』です。
『ダレン・シャン』の他に読んでいたのが、
キャスリン・ラスキー・作、倉野雅子・翻訳、有田満弘・イラスト『ガフールの勇者たち』
フクロウが主人公のファンタジーです。息子は動物が好きで特に猛禽類が大好きです。
大好きなフクロウが主人公のファンタジー小説はとても面白かったようです。
そして、J.K.ローリング作、松岡佑子・訳『ハリーポッター』シリーズも4年生で夢中になりました。
小学4年生はファンタジー小説に夢中でしたね。
絵が少ない、分厚い本も読めるようになって成長を感じた時期でした。
小学5年生
この頃は、探偵小説や科学小説が好きでした。
向井湘吾・作、イケダケイスケ・絵『トリプル・ゼロの算数事件簿』とか『科学探偵』シリーズをよく読んでいました。
ルーシー&スティーヴン ホーキング・作、さくまゆみこ訳『宇宙』シリーズは親友に勧められて、息子も夢中になった本です。
300~400ページくらいの分厚い本がシリーズ全6冊ですが、とっても面白かったようで、あっという間に読んでいました。
宇宙について学ぶことができるし、すばらしい本ですね。
親友と本の感想を語り合うのも楽しかったみたいです。
江戸川乱歩シリーズにもはまりました。
やっぱり、ちょっと怖いミステリーとか好きなんですよね。
怖いのが苦手な私からすると表紙とかもちょっと怖そうなんですが、
息子はとっても面白そうに読んでいました。
小学6年生
6年生になると児童書だけでなく、文庫本も読むようになりました。
親友おすすめの小野不由美『ゴーストハント』にはまります。
ミステリー好きですね。
本棚にある私の本で興味があるものも読むようになりました。
上橋菜穂子『守り人』シリーズや伊坂幸太郎『陽気なギャング』シリーズなど。
息子が同じ本を読んで共感する日がくるなんて本当に嬉しかったです。
ほんの一部でしたが、振り返ってみると息子の成長を感じます。
中学生ではどんな本と出合うのかな。
これからもたくさん読書してほしいです。
卒業おめでとう!