『希望の牧場』森絵都・作 吉田尚令・絵

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こんな絵本です

東日本大震災から11年が経ちました。

この絵本は、原発事故後、立ち入り禁止区域で牛たちの命を守る牛飼いの姿を描いています。

福島第一原子力発電所の警戒区域内に取り残された「希望の牧場・ふくしま」のことをもとにつくられた絵本です。

小学生の息子、娘と一緒に読みました。

息子が朗読するのを、私と娘が聞きました。

悲しみだけではなく、力強さも感じる絵本です。

希望って何だろう、生きる意味って何だろうと考えさせられます。

子どもと一緒にぜひ大人も読んでほしいです。

絵本の売り上げの一部は「希望の牧場・ふくしま」の活動資金として寄付されるそうです。

子どもの感想

息子:生きることの力強さを感じた。生き物を飼うことには責任が必要と思った。牛飼いのおじさんは意志が強くて尊敬した。

娘:残された動物は、飼い主がいなくなって、餌を食べることができないし、お世話もしてもらえなくて死んでしまうから、最後まで世話をしている牛飼いのおじさんはすごいと思った。

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